最長プレーオフから1カ月 「怒らない」大出瑞月に再び初Vチャンス到来
◇国内女子◇明治安田レディスゴルフトーナメント 3日目(18日)◇仙台クラシックGC (宮城)◇6692yd(パー72)◇曇り(観衆2063人)
大出瑞月がボギーなしの6バーディ「66」で回り、9位から通算13アンダー2位につけて最終日に入る。「気持ちの切り替えができている。バーディがいっぱい出るコースだし、ミスしても次、次と切り替えられている」と振り返った。
前半で3つ伸ばし、13番で4つ目のバーディ。17番(パー3)は5m、最終18番は114ydからミスショットしながらも4mをねじ込む連続バーディで締めくくった。パーオン率は全体1位の94%(17/18)とショットが安定した。
今季は4月「KKT杯バンテリンレディス」から6試合連続で予選落ちするなど「今年は無理だなとあきらめモードだった」という。思うように伸びないスコアに苛立ちを隠せなかったそうだが、今では「あんまり怒んないように…疲れるから。怒っていてもスコアは変わんない。笑っていてもスコア変わんないけど、ワハハハ」と感情をしっかりコントロール。6月以降は予選落ちがなく、上位に顔を出すことも増えた。
1カ月前の「ニチレイレディス」では初めてプレーオフまで進み、イ・ミニョン(韓国)に敗れて2位に終わった。ツアー最長タイの7ホール、2時間を超える激闘から、初優勝には運も必要なことを学んだ。
「パターが入んないとダメ。ショットも大事かもしれないけど。あしたはピンポジが難しいと思うけど、いつも通りです」。苦しい時期を乗り越えて強くなったメンタルも支えに、3打差に10人がひしめく混戦を抜け出す。(宮城県富谷市/玉木充)