トップ10なしのまま「あっという間に夏」 8年連続Vが遠い小祝さくらの現在地
◇国内女子◇明治安田レディスゴルフトーナメント 事前(15日)◇仙台クラシックGC (宮城)◇6692yd(パー72)
全37試合で19試合目とシーズンも折り返した状況で、小祝さくらが苦しんでいる。今季16試合の出場で予選落ち5回、トップ10入りはなし。メルセデスランキングは40位と、ツアー12勝を誇る28歳にとって低空飛行が続いている。「もうちょっとこうしないとな…とかいっぱいあって。まだまだかなという感じ」と自己評価も厳しい。
昨年7月「大東建託・いい部屋ネットレディス」2日目に左手首痛のため棄権し、残りシーズンを棒に振った。2018年の開幕戦から24年8月まで、海外メジャー3試合を含む228試合連続出場した“鉄人”にとって初めてのツアー離脱だった。完治に向けてオフに手術を受けたが、開幕に向けた合宿から「真っすぐいかないし、飛距離も出ないし全部ダメだった。そのときから精度がどうやったら戻るかな、というのを常に考えてきた」と振り返る。
ショットの精度を示す今季スタッツでは、フェアウェイキープ率59.8%(全体84位)、パーオン率63.2%(同54位)と例年に比べ低迷している。大会連覇のかかる今週も、プロアマ戦を終えて「ドライバーが引っ掛ける球が多いので修正中という感じです」と試行錯誤が続く。
ツアー初優勝(2019年サマンサタバサレディース)から7年連続で優勝を重ねてきたが、不動裕理の10年(1999~2008年)、アン・ソンジュ(韓国)の9年(2010~18年)に次ぐ8年連続へ黄信号が灯っている。「毎週、課題を感じていたら、あっという間に夏。ここから優勝のチャンスを作れるように頑張りたい」。大会連覇で浮上のきっかけをつかむ。(宮城県富谷市/玉木充)