アナウンスで「あ、そうだった」と再認識 佐久間朱莉はそれでも連覇へ貫録
◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 初日(21日)◇袖ヶ浦CC 袖ヶ浦コース(千葉)◇6732yd(パー72)◇雨(観衆794人)
1年前にカップを掲げた中京GC(愛知県)から、ことしは袖ヶ浦CC(千葉県)での開催となる。ディフェンディング大会へ別コースに乗り込むのは、最初から違和感があった。「また違う試合に来た感じが、すごくする」というのが佐久間朱莉の正直なところ。この日、スタートホールのティイングエリアで前年覇者の紹介アナウンスを受けて「あ、そうだった」と再認識したほどだ。
それでも、初日のプレーは1年前を彷彿(ほうふつ)とさせるもの。序盤こそ雨のウェットなグリーンで打ちきれないこともあったが、前半13番で2mのチャンスを決めて加速した。15番からの4ホールで奪った3つのバーディはいずれも5mを沈めたもの。「しっかり打てたときは入ってくれたので、ラインは合っていたと思う」と自信を持って打ち続けることができた。
後半こそ風向きが逆に変わったコースコンディションにも手こずりパーを並べたが、ボギーなしの4バーディ「68」で完走。今季8度目のノーボギーに「すごくいいプレーが出来た」と胸を張り、悪天候下での4アンダー首位発進につなげてみせた。
これまで2回の袖ヶ浦での開催大会は2022年が予選落ち、24年は43位と「あまり良い成績が残せていない」という意識がある。「2年前とは成長して戻ってこられていると思うので、いまの自分がどこまで試せるかすごい楽しみ」と話していただけに、期待通りのプレーを実践できたことがうれしい。
2週前の「サロンパスカップ」で抱えていた腰痛も「大丈夫です。まったく痛くない」と不安はない。「連覇のチャンスがあるのは私だけなので、しっかりと狙っていきたい」。ディフェンディングへの意識はいまも少ないが、遂げたいゴールは明確だ。(千葉市緑区/塚田達也)