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上田桃子“引退”は使わず 「一生プロゴルファー」/一問一答

◇国内女子◇伊藤園レディスゴルフトーナメント 事前(7日)◇グレートアイランドC (千葉)◇6769yd(パー72)

ツアー撤退を表明した上田桃子が記者会見した。2005年のプロテストに合格し、これまで448試合に出場した38歳が今季限りでキャリアに幕を下ろす。一問一答は以下の通り。

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―プロ20年間を振り返って
本当に「やればできる」の気持ちでやっていた。プロになってから最初は自分が思う以上の結果が出て、こんなにうまくいくんだなという立ち上がりだった。そんなに苦労という苦労も知らずに強い気持ちでやれていた。常に学びのゴルフ生活だった。

―家族に伝えた時の反応は
30歳を過ぎて、(毎年)もしかしたら今年(撤退)と伝えてきていた。それが今年になった。「本当に?」という感じだったが、続けてほしいと言われたことはない。「やめれば」という感じだったし、結構あっさりしていた。

―ルーキーの中に憧れの女子プロの名前に上田桃子
自分で大丈夫か?と思いますが、自分自身よりも母親が一番うれしいのではないかと思います。いつも後輩が困ったら、ちゃんと聞いて解決してあげられるようにと思っていて、自分自身もそういう先輩がいた時にすごく助かった。そういう存在に1人でも多くなれていたらうれしいです。

―部分的にもツアーに戻る可能性は
こればかりは分からない。プロになったときから一生プロゴルファーと思っていた。もしかしたら、また戻りたい気持ちになるかもしれない。今はないが、分からないからその言葉(引退)を使わない方がいいかなと。

―指導者になることに興味は
指導者になろうというのではなくて。コーチが大変そうなのを見てきて、そうなれるかも分からないが、技術を向上させるのは興味深い。どうやればちょっとでもゴルフがうまくなるかを勉強していきたい。それが指導者になるのか、大会をするのか、どういう形になるかは分からない。何事も勉強したいのはある。

―ツアー生活を終えてやりたいこと
旅行はしたいと思っているが、結構イメージが湧かない。ゴルフ場にいない自分のイメージが湧かない。何も考えずに過ごせる12月はどんな感じなのか。英語は勉強したい。

―今週への意気込み
この大会は好きなゴルフ場で成績も良い。この大会は勝つ、勝たないは別にしていつもいいイメージで臨めている。ワクワクできる気持ちで臨めているのはうれしい。最終戦に出られるように頑張りたい。

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