竹田麗央に米ツアー挑戦の可能性が急浮上

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 最終日（29日）◇大利根CC 西コース（茨城）◇6845yd（パー72）◇曇り（観衆7154人）

女子ゴルファー日本一に輝いた竹田麗央が来季から米ツアーに挑戦する可能性が出てきた。米国東部時間の10月8日（火）午後5時に締め切られる12月の最終予選会（Qシリーズ、12月5～9日／アラバマ州マグノリアグローブGC）エントリーについて「たぶんギリギリまで考えるかなと思います」と話した。

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開幕前の時点で世界ランキング30位につけ、最終ステージから戦える10月8日時点の世界ランク75位以内をクリアすることは確実。これまでは将来的な意欲を示してきた一方、来季からのチャレンジについて言及することはなかった。

3週前の「ソニー日本女子プロ選手権」に続いて「日本女子オープン」を制し、同一年の国内メジャー2勝による5年シードを獲得。シード開始年度を権利獲得の翌年から10年のうちで任意に選択できるため、大きな後押しとなる。

「複数年シードを獲れたことで、今年（予選会）受けてもいいのかなと思っていますけど、まだはっきりとは決まっていないです」と強調したように、まだ熟考中の段階。メジャー初出場だった6月「全米女子オープン」でいきなり9位に入った大器の決断に注目が集まる。（茨城県坂東市／亀山泰宏）