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「似ている」のは“トップ通過”したグリーン 大出瑞月の豪州の記憶

◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 2日目(6日)◇かねひで喜瀬CC(沖縄)◇6670yd(パー72)◇晴れ時々曇り(観衆1765人)

今週のグリーンをつくるのは、日本でよく使われるベント芝でもなく、高麗芝でもなく、パスパラムという芝種。開幕前から少なからず話題になっていたが、大出瑞月がそれを知ったのは初日のホールアウト後。クラブハウスに「高麗グリーンじゃないの!?」という声を響かせた。

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当地では2020年の下部ステップアップツアー「かねひで美やらびオープン」でラウンド経験がある。もちろん、高麗芝だと思ったまま18位でフィニッシュ。改めて思う。「(パスパラムは)確かに芝目が高麗ほど強くない…でも、(ほぼ)高麗です」。順目でもしっかり打たないといけない感覚は同じ。2日目はボギーなしの2バーディ「70」で回り、通算8アンダーの4位で大会を折り返した。

そういえば、似たようなグリーンでプレーしたことがある気もする。思い出すのは今年1月に挑戦したWPGAツアー(オーストラリア女子ツアー)の予選会。トップ通過して出場資格を獲得したニューサウスウェールズ州の会場のグリーンに「似ている」という。「コース自体は似ていないけれど、そこのゴルフ場のグリーンも傾斜をすごく気にした。でも、芝目の向きを気にし過ぎたりすると(転がりが)よれる」

国内ツアーでは昨年末の予選会で72位。今季第1回のリランキングで35位に順位を上げて今大会のフィールドに入った。出場11試合でトップ10フィニッシュは6月「ニチレイレディス」の8位のみ。直近3試合は29位(CAT Ladies)、39位(ニトリレディス)、予選落ち(ゴルフ5レディス)と上位が遠い。

「焦りはない」と平常心を保ってきた。本大会は8回目の出場で、2018年に4位に入った。優勝争いへの期待も募るが、「どうですかね、さすがに緊張するかな。全然そういうことは考えていないけど、一打でも少なく終われれば」と、はにかんだ。(沖縄県名護市/石井操)

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