古江彩佳が明かす勝負の一打の舞台裏/メジャーV凱旋インタビュー
2024年 ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会
期間:09/05〜09/08 場所:かねひで喜瀬CC(沖縄)
古江彩佳はパワースポットでリフレッシュ 凱旋大会で目指す初の国内メジャー制覇
◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 事前(4日)◇かねひで喜瀬CC(沖縄)◇6670yd(パー72)
7月「エビアン選手権」で日本勢4人目の海外女子メジャーチャンピオンになった古江彩佳が、5月「サロンパスカップ」以来となる国内ツアーに帰ってきた。日本に舞台を移し、初の国内メジャータイトルを目指す。
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2週前の海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」を終え、台風を考慮して一日早めた8月27日(火)に帰国。沖縄にも悪天候に備えて予定を早め、30日(金)に移動してきた。すぐにはコースに入らず、沖縄本島からフェリーで約25分のスピリチュアルなパワースポットとして有名な久高島に向かい、リラックスしたという。
海外メジャー覇者として凱旋し、周囲からは祝福の声が多く飛ぶ。そのムードをさらに高めるには、国内メジャー制覇が「ベスト」と見据える。アマチュアで制した2019年「富士通レディース」から通算8勝を重ねてきたが、メジャーのトロフィはまだ掲げられていない。
世界ランキングはフィールド最上位の8位。「まずは4日間戦えるように頑張る。日本タイトル自体、自分は持っていないのでそこはひとつの目標でもある。しっかり意識していければ」と意気込んだ。
米国、欧州と世界のあらゆるコースを巡ってきた古江でも、今週の南国に多いとされるパスパラムという芝質でのプレーは「初めてに近い」と新鮮味がある一方、警戒すべきポイントでもある。「調子はボチボチ。試合になってからどれくらい対応できるかが分かるので、練習ラウンドと試合は違うということを、しっかり意識してスイングしていきたい」と細心の注意を払った。(沖縄県名護市/石井操)
<古江彩佳の国内メジャー戦歴>
・サロンパスカップ
21年(8位)、24年(予選落ち)
・日本女子プロ選手権
20年(18位)、21年(54位)
・日本女子オープン
16年(28位)、17年(41位)、18年(32位)、19年(22位)、20年(14位)、21年(11位)、23年(8位)
・リコーカップ
19年(2位)、20年(2位)、21年(3位)、22年(22位)、23年(4位)