藤本麻子のプロフィール
編集部おススメ!今年の注目プレーヤー(2)/藤本麻子
09年のプロテスト合格組の中でも、実力派としてレギュラーツアーでの活躍が期待されるのが、岡山県出身の藤本麻子。10歳からゴルフを始めた藤本は、中学3年時の2005年に中国アマを制すると、以降3連覇。2006年から4年連続でナショナルチームメンバーに選出され、アマチュア最後の年となった2009年には日本女子アマで悲願の初優勝を飾るなどアマとして数々のタイトルを獲得。そして09年、見事に一発合格でプロの扉を開いた。
デビュー戦となった「マンシングウェアレディース東海クラシック」では、予選落ちというほろ苦いスタートとなったが、1ヵ月後の第2戦「富士通レディス」で12位タイと、すぐに才能の片鱗を見せ付ける。年末に行われた新人戦では、2位に4打差をつけてのぶっちぎり優勝。2010年シーズンへと大きな弾みをつけた。
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早くからアメリカへの憧れを口にする藤本は、このシーズンオフもグアム、そして宮里美香のいるフロリダで一ヶ月の長期合宿を張るなど、日本の枠に収まらないスケール感を併せ持つ。日本ツアーを戦いながらも、その視線の先には常に世界を見据えているのだ。
最近の例を見ると、新人プロは開幕でもたつくと、そのままズルズルと夏以降まで調子を掴めないケースが多い。プロ入りとともに新しいクラブを使い始めたり、1年間を戦い続けるタイムスケジュールに慣れるのに時間が掛かってしまうのが、その原因だろう。幸いクラブはアマチュア時代から使っているスリクソンをプロ入り後も使う予定という。とはいえ、藤本にとっては2010年開幕戦からの数試合が、今年1年を占う大きな意味を持っていることは間違いないだろう。(編集部:今岡涼太)
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