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異例の“同週2勝”なるか 小祝さくらは4時間ショッピングでリフレッシュ

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 3日目(29日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6697yd(パー72)◇曇り(観衆7498人)

先週の長丁場をものともせず、小祝さくらが2試合連続優勝に向けて首位と1打差につけた。悪天候の影響で月曜まで試合がずれ込んだ「アース・モンダミンカップ」を制し、一日の休息を挟んで水曜からコースに入って調整。初日を8位で滑り出すと、この日はボギー無しの5バーディ「67」で回って通算8アンダー2位につけた。

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「きょうはすごくパットの調子がよくて」と、9番以外の4バーディはすべて3m以上を決め切り、最終18番も3mを入れてパーセーブした。前日の大会2日目は大雨の影響で中止になり、今週は54ホールの短期決戦。「集中してやらなきゃと、気を引き締めてプレーしました」と首位との差を確実に縮めた。

プロテスト合格翌年の2018年開幕から3度の「全米女子オープン」を含めて、日米で“224連戦中”の小祝にとって、きのうは貴重な休息日。「ちょうど良いタイミング」と、練習を終えた後に向かったのは所属先の家具・インテリア用品店のニトリだった。

商品券を頂いていたが「時間があるときに行けたらなと思っていたら、何カ月も経っていた」と、使うチャンスがないまま使用期限はもうすぐそこ。横浜市内の店舗に行って4時間ほど家具や家電などを吟味した。「ちょうど必要なものがあったので。7月10日くらいが期限だったので、ギリギリでした」と7万円相当の買い物ができた。

一日リフレッシュして迎えた第2ラウンドで、疲れを感じさせない好プレーで優勝争いに近づいた。「あしたも今日みたいなイメージで。自分のベストを尽くして頑張りたい」と首位との1打差を追いかける。過去月曜フィニッシュになった試合は前週を除いて3度あるが、いずれも優勝者が直後の大会で優勝した例はない。女子ツアーの“鉄人”にふさわしい「1週間で2勝」は目の前にある。(横浜市旭区/谷口愛純)

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