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クローズスタンスで復調 リ・ハナが4週連続予選落ちからV争い

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 3日目(18日)◇袖ヶ浦CC 袖ヶ浦コース(千葉)◇6731yd(パー72)◇晴れ(観衆3766人)

18位から出たリ・ハナ(韓国)が4連続を含む5バーディ、ノーボギーで回り、福田真未と並ぶこの日のベストスコアで今季ベスト「67」をマーク。通算7アンダー4位に浮上して最終日に臨む。

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「風が強かったし、グリーン周りのラフが長いのでパーオンすることを一番の目標にした」という3日目はスタートから8ホール連続でパーが並ぶ静かな出だしだった。それでも9番(パー5)を皮切りに4連続バーディを奪取。15番では20mのバーディパットを流し込んでリーダーボードを駆け上がった。

「グリーンを外して難しいところに行った時もあったんですけど、しっかりパーセーブできてよかった」。パーオン率は72.22%(13/18)で福田、山下美夢有と並んで全体2位。グリーンを外したホールはアプローチでカバーしてスコアメークした。

「自分の身体の特徴とかを考えずにスイングを直そうとしていた」。前週までは4週連続予選落ちと苦しんでいたが、アドレスのスタンスを見直したことで復調のきっかけをつかんだという。「自分なりのスクエアを探したらスイングも良くなった」。クローズ気味のスタンスに変えたことでショットの調子も戻ってきた。

首位の河本結とは4打差。昨年「樋口久子 三菱電機レディス」に続くツアー2勝目も十分、射程圏内だ。「優勝も目標のひとつだけど、優勝争いの中でも自分のペースでプレーできるように頑張りたい」と笑顔で意気込んだ。(千葉市緑区/内山孝志朗)

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