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“ママさんルーキー”神谷和奏は涙の予選落ち「もう一回やり直したいくらい悔しい」

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目(6日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6535yd(パー72)◇曇り(観衆5788人)

何度ぬぐっても、涙があふれて止まらない。ツアー制度施行後で初の“ママさんルーキー”としてデビュー戦に臨んだ神谷和奏は通算5オーバー67位で予選落ち。「いまから、もう一回やり直したいと思うくらい悔しいです」と吐露した。

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初日1アンダー19位の好発進、週末で6000人に迫る大ギャラリー、同組でスコアを伸ばしていく優勝経験者の蛭田みな美菅沼菜々…。失うものがなかった前日とのあらゆる違いが、22歳の冷静さを奪っていった。

「朝から自分がどこに向いているのか分からないくらいフワフワして、簡単なところからバーディパットにトライすることが全然できなかったです」。ショットが安定せず、パーオン率は初日の66.67%(12/18)から50%(9/18)に低下する中で、しのぎ切れなかった。

同じ石坂ゴルフ倶楽部で開催された2022年大会のカットライン、通算1オーバーを目安に戦っていたものの、ボギーが重なって“現在地”ばかりが気になるように。「いまの一打よりもリーダーボードが気になって、自分の中で整理がつかなかった」と振り返る。

悔しさいっぱいの「78」から学んだことが、始まったばかりのプロゴルファーとしてのキャリアの糧になる。「優勝経験のある2人とラウンドできたのは、絶対に次につながるいい経験。どんなに悪くても声をかけてくださる方がたくさんいて、励みになりました」。厳しさとともに、この檜舞台でプレーする喜びを知ったからこそ、また戻ってきたい。涙をふいて、すぐに下部ステップアップツアーの試合が行われる大分に向かう。(埼玉県鳩山町/亀山泰宏)

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