櫻井心那は昨年以上の注目を浴びてシーズンイン

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前(28日)◇琉球GC（沖縄県）◇6595yd（パー72）

昨季4勝を挙げた櫻井心那は、今年も前週の台湾女子ツアー「フォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権」（7位）を経て国内開幕戦に臨む。

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沖縄には月曜(26日)に入り、実戦を振り返って右にも左にも出ていたドライバーを再調整してきた。「状態は悪くない。きょう少し良くなったのでちょっと期待したい」と開幕をみすえた。

今年でプロ3年目。毎年少しずつ経験を積んできたが、オフはショートゲームに注力。パッティングでもルーティンやリズムを大事にした。

プロアマ戦では青木功と同伴プレー

昨年12月に開催された国内男子(JGTO)、国内女子(JLPGA)、国内シニア(PGA)の3団体によるツアー競技外「3ツアーズ」で、元世界ランキング1位の申ジエ(韓国)とペアになって戦えたことは櫻井にとって大きかったという。

「最後はパッティングだなって。パッティングが入れば勝てると思えた。申さんを見ているとミドルもショートパットぐらいな感じで打たれていて、全部入りそうだった。本当に入ってもいた」と技術の高さに感嘆した。

「そこからパッティングが上手くなりたいなと思って、YouTubeで色々見ました。色んな練習方法をYouTubeで調べて、申ジエさんが出ているYouTubeも見て『こんな練習方法があるんだ』って」。過去にやってきた練習が書いてあるメモを引っ張り出して見直しもした。

開幕を前に笑顔

「昨年と同じように、今年もたくさん勝ちたい。勝てる選手になりたい。常には難しいかもしれないけど、優勝争いをたくさんしたい」。自分に言い聞かせるように言葉を強調した。

今週は「気負いすぎないように。トップ10に入れるように地味にやりたい」と期待を込めた。(沖縄県南城市／石井操)