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スマホにメモメモ… 米ツアー1年目の西郷真央「時間が足りない!」

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前情報(28日)◇琉球GC(沖縄県)◇6595yd(パー72)

西郷真央が沖縄でプレーするのは初優勝を飾った2022年以来、2年ぶりとなる。1年前は同じ週にシンガポールでの米ツアー「HSBC女子世界選手権」を選択した。「(ダイキンに)昨年、出場することができなかったので、今年は絶対に出場したいと思った」。今年は次週に中国での「ブルーベイLPGA」を控える中で、日本ツアーの開幕戦参戦を決めた。

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今季から正式メンバーとして米ツアーに参戦。32位だった「ドライブオン選手権」、35位の欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディース・インターナショナル」をこなして一時帰国した。「ちょっとスケジュールがハードにはなるけれど、すごく思い入れのある大会。優勝できるように頑張りたい」と意気込む。

海外での2試合を終えた自分への評価は厳しい。「今の技術のままでは予選は通っても、なかなか上位争いができないのが現状だと思う」。姿勢には早くも変化がある。米ツアーが集計するショットやパットのデータを、自分なりに細かく分析。普段のラウンド後、スマートフォンに毎ショットの飛距離や精度の情報を記すようになった。

「上位争いをして、優勝を目指す上で足りないものを効率よく分析しなきゃいけないと思ったのが大きい」。目下の課題はパー5の3打目だという。「精度をもうちょっと上げたい。具体的にはそこが一番大きかったです」と分析している。

ルーキーは毎週、初めて訪れるコースを相手にしなくてはならない。「『時間が足りない』と思うことが多くて。一日が本当にあっという間に過ぎてしまう。しっかりプランを立てて行動しないと。練習量をセーブして、試合まで体力を温存して、最終日にスコアを伸ばせるかが大事」と新しいスタイル構築にも力を入れる。(沖縄県南城市/桂川洋一)

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