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「ステップアップツアーは自信になる」 開幕戦会見/女子下部ツアー

国内女子下部ステップアップツアー開幕戦「ヤンマーハナサカ レディース」(4月4日―6日/滋賀・琵琶湖CC栗東・三上コース)の記者会見が15日、開催コースで行われた。6度目の開催で初の開幕戦に“昇格”し、冠スポンサーで共催のヤンマーホールディングス・村山勉スポーツビジネス室室長は「先日、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)さんと打ち合わせをした際、『ステップアップをぜひ盛り上げてください』と言われまして」などと抱負を語った。

同ツアーは近年、存分に機能している。2020―21年シーズンは、21年9月に“ツインズ連勝”を飾った双子の岩井明愛・千怜姉妹が大ブレーク。賞金ランキング1位のリ・ハナ(韓国)は昨季レギュラー初優勝を飾った。22年には史上最多の“下部5勝”を挙げた櫻井心那が昨季レギュラーで“10代4勝”。同年8月に下部初優勝した川崎春花は直後の9月に国内メジャー「日本女子プロ選手権」を制覇し、同年賞金ランク11位の仁井優花は昨季レギュラーで初シードを手にした。

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琵琶湖CCで研修生を経験したヤンマー契約プロの藤田かれんも会見に出席。今季はファイナルQT(最終予選会)3位の資格で初のレギュラーツアー本格参戦となる“卒業生”として、ステップアップツアーの重要性を力説した。

ルーキーイヤーの22年、同ツアーでともに戦った櫻井や仁井が実績を重ねる姿を見て「励みになった。1試合1試合の積み重ねが大事なんだって」という。昨季は同ツアー賞金ランク11位となり、QTの成功につなげた。「ステップで常に5位ぐらいにいる力がないとレギュラーでは通用しないと思って、頑張って。自信になりました」。レギュラー参戦を前に「私は見た目と真反対で性格がネガティブで…。正直、不安感が圧倒的に強いです」とこぼすが、当然、ステップからの出世組になりたい。

ステップアップツアーは今季19戦を予定。賞金ランク2位までが来季レギュラーの“前半戦シード”を獲得でき、優勝者はQTで1次が免除される。開幕戦は有観客開催で、ギャラリーを区切るローピングも「ほとんどのホールを観戦できるのでは」(関係者)と柔軟に対応する方針だ。「“ハナサカ”という言葉はヤンマーの象徴で“人の可能性を信じ、人の挑戦を後押しする”という意味です」と村山氏。国内女子の“登竜門”を盛り上げる準備を進めている。(編集部・加藤裕一)

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