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西郷真央は1月のフロリダから始動「ゆっくり休む時間はない」

12月のQシリーズ(最終予選会)を2位で終え、来季から米ツアーに主戦場を移す西郷真央は2024年シーズン第2戦「LPGAドライブオン選手権」(1月25日開幕 フロリダ州・ブラデントンCC)から始動する。

20日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」に出席。今シーズンの振り返りと来季に向けての抱負を語った。

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2022年11月「リコーカップ」で大会コースワーストスコアを出す要因にもなったドライバー不振からの脱却から始まった今季。序盤は思うような成績とはいかず、「前半はすごく悩む時間が続いた」と話した。

それでも、資格を得ていた海外メジャー「シェブロン選手権」「全米女子プロ」「全米女子オープン」「アムンディ エビアン選手権」「AIG女子オープン(全英女子)」に出場し、世界トップ選手が集うフィールドで少しずつ、ショットを修正した。

今年11月の国内ツアー「伊藤園レディス」で約1年半ぶりの復活優勝を遂げた。「シーズンを通して右肩上がりでプレーできたのはよかった」と総評した。

そんなシーズンを終えて入ったオフはわずか2カ月弱になる。米ツアーメンバーとして「本当に開幕が早くて、なかなかゆっくり休む時間はない。でも、気持ちをしっかり切り替えて、最初からしっかり戦えるような状態に持って行けるように持って行きたい」と準備を急ぐ。

この一年、多数のメーカーのクラブを握ってきたのもあり、「終盤からすごく自分に合ったセッティングになってきたのもあるので、基本的には変わらずに開幕を迎えたいかな」

目指す先は新しい舞台でのトロフィだ。「まずは優勝できるようにしたいのと、あとは最終戦に出られるようにするためにも一年通して上位で戦えるようにしたい。『どこを』と言わずに全部しっかり練習していきたい」と話した。

初めて回るコースが圧倒的に多い一年になる。ただ、スケジュール次第では日本ツアーに戻ってくるつもりもある。国内ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(2月29日開幕/沖縄・琉球GC)は「出させていただこうと思っていて。体調を見ながらにはなると思うけど」と慎重に計画を立てている。(編集部・石井操)

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