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シーズン終盤の54ホール短縮 女王&シードを争う選手の思いは

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 3日目(18日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)◇

大会3日目は悪天候のため競技中止となり、54ホールへの短縮が決定した。2023年シーズンも残り2試合。年間女王争いは大詰めを迎えていることに加え、シード争い最終戦での短縮に、選手たちは残念がる様子で会場を引き返していった。

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メルセデスランキング(MR)1位で、4アンダー25位にいた山下美夢有は「なんとなく、そうなる気はしていた。雷ですし、しょうがないですよね。グリーンのコンディションはいい状態ですけど、風も強くてグリーン上に木の枝とか葉っぱもあった。あしたはしっかり伸ばせるように頑張りたい」と言葉を残した。首位に7打差で折り返した週末、逆転に向けて残されたのは18ホールのみ。この後は、天気の様子を見ながら調整に臨んで仕切り直しを図る。

MR3位につけ、現在6アンダー10位の岩井明愛は、「中止になると思わなかった」とティオフの準備を進めていた。「やりたくない、過酷だなとは思ってはいたけど、やるつもりでいた。中止はよくないけど、体調面では助かったのかな。あと2試合しかないので、あしたは上位を目指していきたい。この後はホテルのトレーニングルームとかで体を動かそうかな」と話した。

MR55位と来季シード(50位まで)の圏外におり、今大会でシードの行方が決まる堀琴音は「(プレーは)厳しいかな」と思いつつも、スタートに向けて会場の駐車場でランニングをして体を温めていた。「7時半ごろに走っていたら雪が降ってきて。みんなそうだと思うけど、悪天候よりもいい天気の中でゴルフをやりたいなとはあると思う」と理解を示した。2シーズンにわたり守ってきたシード保持には最低でも単独11位以内に入ることが条件。首位とは4打差、7アンダー6位の好位置にいる。

最終日に向けての時間の使い方は、「まだプランを立てていないけど、ケアして練習をして…かな。ゆっくり過ごしたい。寒いし、お鍋を食べたい」と体を休ませて残り18ホールに挑む。(松山市/石井操)

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2023年 大王製紙エリエールレディスオープン



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