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トップの“間”で人生ベスト「63」 永井花奈は「リコーに出たい」

◇国内女子◇伊藤園レディスゴルフトーナメント 2日目(11日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉)◇6741yd(パー72)◇曇り(観衆5298人)

2017年に初優勝を挙げた26歳・永井花奈の今シーズンは、3試合連続の予選落ちで始まった。6月「宮里藍 サントリーレディス」と「ニチレイレディス」で連続トップ10に入ると、7月「楽天スーパーレディース」も7位。10月にも2週連続トップ10フィニッシュと、尻上がりで調子を上げていった。

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しかし、歴代覇者として臨んだ2週前の「樋口久子 三菱電機レディス」で予選落ちを喫したことを反省し、前週のオープンウィークはひたすらボールを打ち込んだという。「(クラブヘッドが)鋭角に入ってきていたので、それを直したかった。いい感じになったと思ったんですけど…」と手応えをつかんで迎えた今週だったが、初日は1オーバー「73」だった。

「試合に出るとうまく打てなくなった。ここ1年くらい同じことに取り組んでいたのにできるようにならないので、私に向いていないんじゃないかと思って違うことを考えた」。スイング時、トップからの切り返しを1テンポ遅らせて“間”を作ることを意識した2日目は、9バーディの荒稼ぎ。人生ベストの「63」をマークして通算8アンダー。予選通過圏外の73位から8位に浮上した。

終盤戦を迎えて、必死に練習に取り組む理由は「リコーに出たい」から。今季の優勝者や、世界ランキング(ロレックスランキング)とメルセデスランキング(MR)上位者が出場できるシーズン最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(23日開幕/宮崎・宮崎CC)への切符をつかみたい。

出場枠40人で永井はMR39位だが、米ツアー参戦中の古江彩佳(MR30位)が「世界ランキング上位者」の資格で出場予定、MRで自分より下の41位・山内日菜子と53位・小滝水音が「今季ツアー優勝者」として出場権を持つため、永井は次戦「大王製紙エリエールレディス」終了時点で少なくともMR38位以上にいることが求められる。「ポイントを稼ぐしかない。今週と来週が勝負」と気合を入れた。(千葉県長南町/内山孝志朗)

<ツアーチャンピオンシップリコーカップ出場資格>
1. 当該年度のJLPGAツアー優勝者
2. 当該年度USLPGAツアー優勝のJLPGA会員
3. 当該年度11月7日時点のロレックスランキング上位50位までのJLPGA会員
4. 大会開催前週までの当該年度メルセデスランキング上位者
※4の出場資格は3までの出場人数が出場枠の40人未満の場合のみ与えられる

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