馬場咲希2位で突破 清本美波がトップ合格/最終プロテスト
六車日那乃は涙の敗退「一年間やってきたことに悔いはない」
◇国内女子◇最終プロテスト 最終日(3日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇6419yd(パー72)
世界アマチュアランキングはフィールド3番目の20位。六車日那乃の4度目の挑戦となるプロテストは、涙の敗退に終わった。
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初日「69」として3アンダー11位で発進したものの、2日目「74」、3日目「72」とスコアを落とし、最終日は合格ライン(20位タイまで)圏外となる37位からのスタート。浮上が必須の展開で「絶対に5アンダーを出そう」と意気込んでティオフした。前半2番(パー5)、7番とバーディを重ね、折り返した後半も12番でバーディを奪取。一時は合格ラインが目前に迫る位置まで上り詰めていた。
このテストを迎えるにあたり、1カ月前から100yd以内のショットにさらなる磨きをかけて準備をしてきた。一番の課題にしていたメンタル面の強化にも注力し、この日も「今までで一番、自分の気持ちを強く持ってやれた一日」と果敢に攻めた。それでも、終盤に入る15番で痛恨のボギーを喫すると、16番(パー3)で2連続。合格に3打足りない通算2アンダー35位で、またも悲願の合格はならなかった。
ことし3月の「オーガスタナショナル女子アマ」では、1年前に成し遂げられなかった最終ラウンド進出を決めてうれし涙を流した。実感した成長を、今度こそ結果につなげたかったプロテスト。ホールアウト後は言葉を詰ませながら、「一年間やってきたことに悔いはない」と涙を流した。(岡山県笠岡市/石井操)
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