馬場咲希2位で突破 清本美波がトップ合格/最終プロテスト
「全然ホッとしていない」 馬場咲希は月末から米ツアー最終予選会へ
◇国内女子◇最終プロテスト 最終日(3日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇6419yd(パー72)
最終日は2位からと、十分に合格圏内からのスタートでも「ちょっとドキドキしていた」という。2022年「全米女子アマチュア選手権」で優勝し、今年に入ってからもレギュラーツアーに出場するなど経験を積んできた馬場咲希はラスト18ホールを3バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算12アンダー2位タイで緊張が続いた4日間を締めくくった。
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前半6番(パー5)で100ydからピンそば4m弱につけてバーディを先行した。プレー内容は「きのうよりショットが思うようにいかなかった」と少しばかりの悔しさも見せたが、堂々の合格。「ほっとしている。ここに初めて練習に来た時は暑さでグリーンが痛んでいたけど、この短い期間で仕上がっていて。こうしてプレーできたのもゴルフ場の皆さんのおかげ。感謝です」と安どした。
ただ、気を緩めるわけにはいかない。2024年の米ツアー出場権をかけた30日からのQシリーズ(最終予選会、アラバマ州マグノリアグローブGC)を控える身としては「気持ちは全然ホッとしていないし、変わっていない。また調整をしっかりして、頑張りたい」。日本ツアーの出場優先順位を決めるQTは時期が重なるため、米ツアー挑戦に舵を切って専念する。
「小さいころから海外で活躍したいという夢がある。その夢をかなえられるようにしたい」という青写真がある。「いつも通りのトレーニングに、いつも通りの練習をして。見ている人たちに勇気、元気をつけられるようにしたい」とプロとしての理想像を語った。まだ「プロ」と呼ばれるのにはこそばゆさを見せつつ、次の照準へ準備は怠りない。(岡山県笠岡市/石井操)
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