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3パット連発で優勝スルリ 鈴木愛が思い出す7年前の苦い記憶

◇国内女子◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 初日(1日)◇GOLF5カントリー美唄コース(北海道)◇6472yd(パー72)◇雨(観衆733人)

鈴木愛の脳裏には苦い記憶があった―。思い出すのは、当地で行われた7年前の本大会。首位タイで迎えた最終日に3バーディ、6ボギーの「75」と失速して6位で終えた。上がり4ホールで3ボギーをたたく苦しいラウンドだった。

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「優勝争いできる、いいところにいたんですけど3パットを連発したのを覚えています。すごく悔しかった」。ホールアウト後は練習グリーンに直行。穴井詩が表彰式で優勝スピーチを話している最中も、「次の週に備えてやるっていう気持ちで、1mくらいのパットをずっとやってました」と涙をこらえながら必死にボールを転がし続けた。

その努力は、すぐに実った。翌週のメジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で最終日に5打差を逆転して勝利。「練習したら次の週に優勝できたので、すごく印象的です」と今では笑って話せる思い出になった。

今週、7年ぶりに戻った地で初日に7バーディ、1ボギーの「66」をマーク。単独首位で滑り出した裏には、42位で終えた前週の「ニトリレディス」での気づきもあったという。

アドレス時に帽子のつばが普段より右を向き、左目でボールを見ているような状態になっていたことで「インパクトが詰まってしまって、フォローで(球を)押し出せなくて距離感が弱くなっていた」。ボールを真正面から見るようにしたことでパッティングが復調。最終18番では4mのパーパットを沈めてピンチをしのぎ、この日のパット数は「26」で全体2位だった。

スタートダッシュが重要な3日間大会で、後続に2打差をつける好発進。「きょうみたいなショットが打てればあす以降もいいプレーができると思うし、良いパットを多く打てた一日でもあったので、そういうパットも打てるように」。7年前の“忘れ物”を獲りにいく。(北海道美唄市/内山孝志朗)

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