「絶対にやりたくなかった」菊地絵理香が解いた4戦全敗プレーオフの呪縛
2023年 ニトリレディスゴルフトーナメント
期間:08/24〜08/27 場所:小樽CC(北海道)
「逆に来週から燃えている」岩井明愛はプレーオフ3連敗を糧に
◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日(27日)◇小樽CC (北海道)◇6695yd(パー72)◇雷雨(観衆1234人)
プレーオフの17番(パー3)、岩井明愛が迷った末に番手を下げた6Iのショットは少しダフッて左手前のバンカーに落ちた。水を含んだ砂に突き刺さるように入って目玉となり、アゴも目の前というタフなシチュエーション。「想定してなかったですね」。2打目を何とかグリーンに乗せたが、7mのパーパットを外して敗れた。
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今季だけで3度目となったプレーオフ。5月「RKB×三井松島レディス」は双子の妹・岩井千怜に、6月「アース・モンダミンカップ」では今回も戦った申ジエ(韓国)に及ばなかった。ティイングエリアに立つと、それまで感じていなかったはずの緊張に包まれる自分がいた。「(バンカーから)パーで上がれればいいなと思ったんですけど…。しょうがないですね」
前日の第3ラウンドは上がり2連続ボギーで首位に並ばれて終えた。18番で左を抜けた1.5mのパーパットが入っていたら…。そんな“たられば”に負けん気の強さをのぞかせて首を振った。
「振り返れば、そういうことも思いますけど、ゴルフって、こういうものなんで。それは今年、すっごいよく分かっているので。逆に、また来週から燃えているというか、今年もう1勝、絶対にできると思うので」。全身からあふれ出した悔しさを次につなげる。(北海道小樽市/亀山泰宏)
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