全米女子オープンは「すごく大事な1週間」

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 最終日（2日）◇戸塚CC西コース（神奈川）◇6605yd（パー72）◇晴れ（観衆8349人）

次週「全米女子オープン」が控えるなか、吉田優利は通算7アンダー5位で終えた。9位から出て、4バーディの「68」で回った最終日を「ノーボギーで回れたのはうれしいです」と上機嫌で振り返った。

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ただし、自己採点は「60点ぐらいかな」。強風に耐えた予選2日は「69」「70」とアンダーパーでまとめたが、雨の3日目は「74」と崩れて優勝戦線から後退した。「もっとピンを刺すショットを打っていきたかったですけど、スイングで直したい部分が何個かある。それは軸の取り方だったりするんですけど、そこから全体の動作につながっていく複合的な問題なので…。そこを調整していきたい」。名門コースのペブルビーチGLで開催される大舞台まで、残された数日を有効に使いたい。

ピンを刺せるようスイングを調整したい

「全米女子オープン」出場は、予選落ちしたアマチュア時代の2019年大会（CCチャールストン開催）以来2度目。「（国内と）芝も違うし、プロとして行くのは初めてだし、どれだけ対応できるか。すごく大事な1週間になると思います。とりあえず4日間プレーしたいな」。最低限の目標に予選通過を掲げた。（横浜市旭区／加藤裕一）