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菅沼菜々「雨、すごい好き」 悪天候の“裏街道”から7位浮上

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 3日目(1日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6605yd(パー72)◇雨(観衆4902人)

菅沼菜々は、雨となれば昨年の10月を思い出すという。初日は悪天候で順延、最終日も雨に濡れた「スタンレーレディス」で2位に入った。それが「雨の中のプレーは得意」と自信満々に言い切る理由だ。ジュニアの頃は特に意識していなかったが、プロ入り後にツアーを転戦していく中で気付いた。

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雨そのものを楽しめる性格でもある。「雨が降ったら日常(生活)だと傘を差しますけど、(ゴルフ中は)あまり差さないじゃないですか。だから濡れる感じが楽しい。雨、すごい好きです」。通常は2回に分けてトレードマークの前髪にかけるヘアスプレーは、この日は4回。「ガチガチに固めた」とスタイルを守り抜いた。

29位で迎えた3日目は「嵐になるのは予報で分かっていたので、まずは耐えようと思った」。“裏街道”の10番から午前7時15分にスタートし、「意外と雨も風もなかった」と天気が穏やかな内に3連続バーディ発進。序盤にリズムをつかんだ。

前半を「33」で折り返すと、後半に入ってから雨が強まった。この日の横浜市の午前10時~11時の雨量は約8mmと土砂降り状態。「1番(ホール)が一番すごかった。215ydの2打目が4番ウッドでも届かなかった。過酷でした…」。2番(パー5)のグリーン上で25分間のプレー中断を余儀なくされたが、集中力は切らさなかった。

再開後も6番でバーディを追加して、5バーディ、1ボギー。櫻井心那内田ことこらと並ぶこの日のベストスコア「68」をマークした。「焦るとスイングが速くなっちゃうけど、雨だと落ち着いてやろうといつも以上に思うので、それが良い感じなのかな」と分析する。

7位に浮上して、残すは18ホール。次週は広場恐怖症のため移動ができない北海道開催ということもあり、今週が「前半戦最後の試合のつもり」と意気込む。「前半のうちにシードを決めたいので、今週は良い締めができるように頑張りたい」。首位とは3打差。逆転での初優勝も狙える位置だ。(横浜市旭区/内山孝志朗)

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