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「キャリアで一番のショットかも」 吉田優利が思い出す“1年前”

◇国内女子◇資生堂 レディスオープン 初日(29日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6605yd(パー72)◇晴れ(観衆4097人)

「一番、強烈な印象がある」―。吉田優利が思い出すのは1年前の最終日、最終18番の2打目だった。ボールはフェアウェイ右のバンカーにあった。つま先下がりで左足はラフ、右足がバンカーとスタンスの取りづらいライだった。アイアンのショットはグリーン手前のバンカーを越えてピン手前10mにキャリー、ランも手伝いピン2mについてバーディを奪った。

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「本当に良いバーディだったし、(周りから)すごく反響もあった。自分の今までのキャリアの中で一番いいショットだったかもしれない、と思えるくらいだった」と2位フィニッシュにつなげた一打を笑顔で振り返った。

前週の「アース・モンダミンカップ」は最終日に「66」をマークして4位で終えた。「ショットのスイングを意識したのがうまくハマって、それでマネジメントも変わってきてどんどん良いリズムで回れるようになってきてスコアにもつながる、良い循環が起こっていると思う」。スイング時の軸やフェース面の管理を意識することでショットの調子が上向いてきたと話す。

「(ショットの調子が)良くないときのミスは一辺倒じゃないので、いろんなミスをケアしなきゃいけなくて考えることが多かった。一打に集中できていなかった」と言うが、精度が上がってきたことで「ミスの幅が狭くなってくると狙い所が定めやすくなるので、思ったように打てれば寄る」とシンプルなマネジメントを徹底できているという。

この日は5バーディ、2ボギーの「69」で回り、首位と2打差の5位発進。「まだ(出場)3回目だけど、すごく合っているコースだと思う」と好相性ぶりを見せつけた。

来週には海外メジャー第3戦「全米女子オープン」(7月6日~/カリフォルニア州ペブルビーチGL)も控えているが、「ペブルビーチに行ったこともないし、どういう対策を取ればいいかも分からないので、それよりかは自分のコンディションを上げて向こうに行って対応する」。まずは目の前の戦いに集中する。(横浜市旭区/内山孝志朗)

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2023年 資生堂 レディスオープン



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