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「腹をくくって」スイング改造 前年覇者・青木瀬令奈は“一皮むける”5勝目へ

◇国内女子◇資生堂 レディスオープン 事前(28日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6605yd(パー72)

「1年を通して試合をやっていく中で、どうしても“行ったり来たり”してしまっていた」。今季の第3戦「Tポイント×ENEOSゴルフ」で、ツアー4勝目を挙げた青木瀬令奈。その後は5月「RKB×三井松島レディス」で4位に入ったものの、13試合中6試合で予選落ちと不調に苦しみながら戦っていた。

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前半戦では上体がボール方向に突っ込み、ヘッドがダウンブローに入り過ぎることによる「潰れスライス」に悩まされていたという。「試合だと、ある程度成績とかスコアメークを考える中で、正反対のことをやる勇気がなかった。ホステスの試合(リシャール・ミル ヨネックスレディス)とかもありましたし、そういうのもあって…」

悩みの解消に本格的に取り組み始めたのは、前週「アース・モンダミンカップ」の最終日から。「ディフェンディングに向けて、もうそろそろ腹をくくってやらないと、と思った」。上から潰すように打っていたのを、水平にヘッドを動かすレベルスイングに徐々に変えていくことで出球を右に出し、球筋がドローに戻るようにスイング調整している真っ最中。前週は上がり3連続バーディ締めと、新スイングの手応えはある。

前年大会覇者として臨む今週。1年前の優勝会見では「人生を変えられる3勝目を挙げられた。この1勝はすごく大きな意味を持つ。まだ一度もしたことがない(シーズン)複数回優勝を目指して頑張りたい」と話していたが、その目標はまだ達成できていない。

「一つひとつの積み重ねで(人生が)変わりました」と前年の勝利を振り返りながらも、追い求める理想はもっと上にある。「でも、あともう一皮むけないといけない。そこが複数回優勝だと思う。そこが大きな壁。5勝目を挙げた時、また人としても大きく変われるかな」。今年も人生を変える4日間にする。(横浜市旭区/内山孝志朗)

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