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脇元華は初優勝へ5打差 「全英も意識して」臨む最終日

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 3日目(10日)◇六甲国際GC(兵庫県)◇6513yd(パー72)◇曇り(観衆4696人)

バーディを獲っても差が縮まらない。4打差を追ってスタートした脇元華は5バーディ、1ボギー「68」で回ったが、首位を独走する岩井千怜とは5打差に広がった。

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最終組で岩井とプレーしたこの日は、獲って、獲られてのバーディ合戦。出だしの1番(パー5)でバーディを先に奪ったが、2番ですかさず獲り返された。4番(パー5)で5m、7番で4mを決めて伸ばしたものの、岩井は前半だけで5つ伸ばして先を行く。ハーフターンの時点で7打差に開いた。

後半もチャンスにつけたが、「全部オンラインでショートしてしまった」とパッティングが決まらず2バーディに留まった。「あまり差が埋まらなかったので、ガマンの感じだった」と通算14アンダーでホールアウト。最終日は5打差2位から岩井を追いかけ、ツアー初優勝をかけて最終日に臨む。

また、大会で2位までに入れば、8月10日開幕の海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」(イングランド・ウォルトンヒース)の出場権が付与される。5月末には、千葉で行われた予選会を突破して「全米女子オープン」(7月6日開幕/カリフォルニア州ペブルビーチGL)の出場権を得たばかり。「全英も意識して頑張りたい。あしたはパッティングをオーバーさせる気持ちで」と、強気のパットでバーディ量産を狙う。(神戸市北区/谷口愛純)

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2023年 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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