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7mパーパットも 渋野日向子は雨中で我慢「ギャラリーの方が大変」

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 2日目(19日)◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd(パー71)◇雨(観衆2543人)

午前11時55分にティオフした後半組の渋野日向子は8ホールを終えたところで順延となった。8番のパーパットを打つ前にホーンが鳴り、カップにボールを沈めて終了。あす3日目は9番のティショットからプレーを再開する。

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初日5オーバー110位から予選通過へ巻き返しが求められる中、開催地の豊田市では午後3時50分までに44.5ミリの降水量を観測。「ギャラリーの方が大変だったと思う。メチャクチャこけている人がチラチラ見えた」とロープ外が心配になるほどの悪天候だった。

5番で7mのパーパットを沈めるなど粘りながら、7番で2.5mが入らずボギー先行。「この天候になるのも分かっていたと思うけど、来てくださって。ありがたかったし、やっぱり頑張らんといけんと思ったから、頑張ったつもりではありますけど、なかなか難しいですね」。気温30℃を超えた前日に比べて冷える一日になったが、気になる左手の状態は「雨がすごくて、それどころじゃなかった。そんなに考えてなかった」と話す。

これまで、初日の大幅な出遅れを巻き返して予選通過した実績はある。国内ツアーでは2019年「KKT杯バンテリンレディス」で初日106位から50位に順位を上げて決勝に進み、今年3月の米ツアー「LPGAドライブオン選手権」でも初日126位から2日目の「64」で32位までジャンプアップを決めた。「あしたは天気もいいから、3つ4つは頑張らないといけない」。下を向かずに力を込めた。(愛知県豊田市/石井操)

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