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目覚まし1時間“ミス”→13分でホテル出発 小祝さくらはドタバタでも「68」

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 2日目(19日)◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd(パー71)◇雨(観衆2543人)

午前7時10分スタートだった小祝さくらの2日目は朝から慌ただしかった。「寝坊しちゃった」。もともと寝坊は「年1回くらい」と朝に弱いタイプではないものの、この日は起きたら午前4時40分。予定の時刻を1時間も過ぎていた。

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「(アラームを)1時間かけ間違えて、午前3時40分に起きようと思ったのが4時40分でした」というのが微笑ましい真相だったが、朝はドタバタ。起きてから13分後には宿泊先のホテルを飛び出し、化粧は移動の車中で済ませたという。

そんな一日の始まりでも、前半11番で9mを沈めてバーディ先行。16番(パー5)は80ydをロフト56度のウェッジ、18番は140ydを8Iでどちらもベタピンに絡めてバーディ。4バーディ、1ボギーの「68」にまとめた。「こういう雨のときはボギーが出ると流れが悪くなる。しっかり最低限パーを獲って、どれだけボギーをなくして回れるかを意識している」と堅実なスコアメークが実を結んだ。

今週はエースキャディの小畑貴宏さんではなく、2週前の「サロンパスカップ」で優勝した吉田優利のバッグを担いだ古賀雄ニさんが小祝のプレーを支える。「今年は全試合に出る予定なので休みを取った方がいいのではという感じで、去年から決まっていた。1年以上違うキャディさんではなかったので、すごい新鮮」。その小畑さんも会場で吉本ひかるのキャディを務めていることを知り、「急きょ決まったみたい」と笑う。

通算4アンダー暫定4位につける決勝ラウンドでは、昨年10月「スタンレーレディスホンダ」以来の9勝目がかかる。ハプニングがあっても、変わらないリズムで自分のゴルフを貫き通す。(愛知県豊田市/石井操)

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