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心が折れたバーディ逃し 馬場咲希は21オーバー50位

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(7日)◇茨城GC西コース◇6780yd(パー72)◇雨(観衆2756人)

アマチュアの馬場咲希は通算21オーバーの50位で、4日間を終えた。連日吹く風に加えて、最終日は朝から雨が降り注ぎ「前半は結構頑張って耐えていたけど、なかなか結果に結びつかなくて」。ショットの不調は開幕前から続き、耐え続けた4日間となった。

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10番からスタートし、13番(パー3)でボギーが先行して14番で2つ目のボギー。16番もスコアを落として折り返した。

「後半はずっとパーで行って、パー5の3番でバーディを取って…のつもりが、短いパットを外すと思わなかった」。必死に耐えていた中、伸ばしたかったロングホールで80㎝ほどの短いバーディパットを外し「心が折れた」という。「プツンと切れた感じ。その後はショットも、アプローチも何もイメージが湧かなくて。ティショットも相変わらず曲がっていて」

7番は2打目がバンカーに入って“目玉”となり、アプローチも失敗してトリプルボギー。「バーディ逃しをきっかけにボロボロと崩れた。すごく大変でした。雨でやることは多いし、寒くて飛距離も落ちるし、スイングも考えすぎてちょっとおかしくなった」。苦笑交じりに振り返った。

「去年の日本女子オープンも難しかったけど、あの時はパーオンしていてあまり崩れることはなかった。今回はショットがラフに行ったり、行かなかったり。アプローチやバンカーショットをたくさん打って“メジャー”というのをめちゃくちゃ体感した。4日間、わなにまんまと引っ掛かった感じ」と悔しがった。

これまでショットは“ワンポイント”を修正すれば直っていたというが、今回は「その原因が分からない」と根深さを漂わせる。次戦の「ブリヂストンレディス」(5月18日~/愛知・中京GC 石野コース)まで1週間と少し。「どうにか直したい」と注力する。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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