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18歳初戦は憧れの国内メジャー 馬場咲希は「不思議な感じ」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前(2日)◇茨城GC西コース◇6780yd(パー72)

4月25日に18歳になった馬場咲希(東京・代々木高)にとって、「ワールドレディスサロンパスカップ」は幼少期からの記憶にある大会だ。「小学2、3年生の時に見に来たことがあって、実際に自分がこの試合に出るというのは不思議な感じ」。時間が経ち、ロープの外側から内側に変わった自分の居場所に実感を込めた。

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2週前のメジャー「シェブロン選手権」では不慣れな環境下でサスペンデッドを体験し、「楽しい」だけではない海外の試合の厳しさも味わった。「オーガスタ(ナショナル)女子アマあたりからショットの調子も良くない」と予選落ちを喫し、依然と吹っ切れていない様子。それでもメジャーで大崩れせず、パーセーブを繰り返した実績を自信にして今大会こそ週末でのプレーを目指す。

「シェブロンの感じを引きずっているのはあるけど、少しでもショットを良くして耐えながらバーディが取れれば。国内メジャーで、すごく大きい大会に出られてうれしい」。小さめのグリーンに公式戦仕様のラフとあって、フェアウェイキープとティショットのマネジメントを重視した。

国内のツアー競技に出場するのは今大会で10試合目。経験を少しずつ積み重ねている。「調子が良くない中でフルスイングしても意味がないので、ハーフスイングを挟みながら。ショットが良くないと自信を持って振れなくなってくる。自分の気持ちを崩さないように、全力で、自分の力を発揮できるようにしたい」と意気込んだ。

開幕の2日前、練習ラウンドをともにした渡邉彩香から2016年、17年大会でレキシー・トンプソンと優勝争いをした話を聞いた。「『すごい…』としか言いようがない」と目を丸くしたが、もう歴史を作れる挑戦者のひとりだ。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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