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“佐伯先生”に恩返しの復活Vへ 木戸愛「やり切りたい」

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 2日目(29日)◇浜野GC(千葉)◇6656yd(パー72)

首位と2打差の6位で出た木戸愛がノーボギーの4バーディ「68」をマークし、通算7アンダー3位に浮上した。

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時折、突風が吹き抜ける難しいコンディションの中、前半は7ホール連続でパーを重ね、8番(パー5)で101ydの3打目をピン2mに絡めてバーディを奪った。後半は11番で6m、13番では12mのロングパットをねじ込んで、最終18番(パー5)は70ydの3打目を58度のウェッジで80cmにつけるベタピンでの3バーディ。終わってみれば完走した105人中、荒川怜郁と2人だけのノーボギーだった。「この2日間はショットが安定していたので、自分のプレースタイルと(調子)が合っていた」と振り返った。

2019年に賞金ランキング74位と低迷し、8年間保持したシードを失った。復活を目指して、20年の秋から5歳上の佐伯三貴にコーチングを依頼。今年は1月から2月にかけてハワイと鹿児島で合宿を張り、以前から課題だったショートゲームを中心に強化した。

QTランク131位で参戦している今季、ここまで出場した4試合で予選落ち3回と苦しんでいたが、「三貴さんや家族と話したりして、気持ちを切り替えて前向きに練習に集中していた」とめげなかった。「一緒にたくさん練習して、少しずつ良い方向に向き出している」と手応えもある。

12年の「サマンサタバサガールズコレクション レディース」以来となるツアー2勝目を挙げれば実に「10年282日」ぶり。88年ツアー制施行後では昨季劇的な復活を飾った2人、金田久美子の「11年189日」、藤田さいきの「11年35日」に次ぐ、3番目のブランクVとなる。

首位の穴井詩と2打差で迎える残り18ホールは「やり切りたい」。最高の結果で師匠に恩返しする。(千葉県市原市/内山孝志朗)

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