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スポット参戦の有村智恵は10位 再び休養「やっぱり寂しい」

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(16日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6623yd(パー72)

“妊活”のため休養中ながらスポット参戦した有村智恵は最終日を7バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「69」で回り、通算4アンダー10位でホステス大会を終えた。開幕前は不安交じりの表情を見せていたが、2日目にはホールインワンを達成。地元の熊本出身プロとして、ギャラリーを沸かせた。

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再び休養に入るが「やっぱり寂しいですよね」と吐露する。自分で決めた道ではあるが、ツアープロとしての闘争心は芝の上に立てばよみがえる。最終18番(パー5)では、グリーン横にあるリーダーボードで順位を確認してから1.5mのバーディパットを沈めた。

「いつもなら終わってもまた来週と試合が続いて次のことばかり考えていたけど、今回はまたツアーから離れる。寂しさはあるけど、またいい形で戻って来られればと思う」。ラウンド中は「今回の成績で、あわよくばリランキングで後半戦どうにかならないかな」という思いも浮かんだという。

「やっぱり欲が出る。きのうは予選通過をしたいと思ったし、きょうは少しでも上位にと思った。最終ホールの大勢のギャラリーの中でパットを外したくないというのもあるし、どうしても怖さはある。でも『ボギーにしても何もないし』と暗示をかけて、うまくできたのは良かった」と振り返った。

今後の活動として「外からゴルフを見るのはすごく勉強になっている。なかなか今は(学んだことの)実践には至ってないし、自分のゴルフ人生がどうなるか分からないけど、確実にいい時間として今後の糧になる。最終的にゴルフ界が良くなるようにするのが一番やりたいこと」と語った。(熊本県菊陽町/石井操)

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