体調は回復。プロアマでは7バーディを重ねた

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 事前(29日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6480yd(パー72)

青木瀬令奈がツアー4勝目を挙げた「Tポイント×ENEOSゴルフ」から、2週ぶりにツアー復帰を果たす。前週「アクサレディス in MIYAZAKI」は扁桃腺（へんとうせん）の腫れによる体調不良で欠場していた。

＜＜　下に続く　＞＞

昨シーズンは38試合をフル参戦。「試合を休むというのが相当久しぶりだった」と、日本で試合をスキップするのは「全英女子オープン」出場のために日本を離れた2021年9月以来だった。

今季は開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で9位、2戦目「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ」で18位と成績を残し、3試合目で2位に4打差をつけて圧勝。「すごく手応えを感じながらの参戦だったので、期間が空いてしまうのはちょっともったいないなと思いつつ」と宮崎に入ってギリギリまで様子を見たが、体調が回復せずに欠場を決めた。

久々の休養は、テレビ中継でアクサレディスを観戦した。「優勝した後に客観的に試合が見られた」と新鮮な目で試合を見つつ、体調が落ち着いた土日から少しずつ球を打ち始めた。「きのうはすごく久しぶりな感覚がありましたが、プロアマはいい感じ」とこの日18ホールを回ったプロアマ戦では7バーディを奪取して復調をアピールした。

「必要な休息だったのかな」とし、「優勝争いができるように、まずは予選ラウンドをしっかりプレーしたい」と意気込んだ。（静岡県袋井市／谷口愛純）