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大谷翔平に連夜くぎ付け 佐藤心結が成長実感のノーボギー

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 3日目(11日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

今週の佐藤心結はコースを離れてからもテンションが上がりっぱなしだ。「しっかり、夜遅くまで見てます」と笑う理由は、8日に始まったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。日本代表をけん引する大谷翔平選手の活躍から、連日目が離せずにいる。

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「技術も人間性も素晴らしく、同じアスリートとして一番尊敬できる方。チームに大谷さんがいると雰囲気が変わるような感じがありますし、大谷さんがいるだけで相手を押して(圧倒して)いける感じがします」。よどみない称賛の言葉に続けて、「なかなかあの(崩された)体勢で、あそこ(スタンド)まで持っていける人はいないですよね」。強化試合の段階から規格外のパワーを見せつけてきた稀代の二刀流を語る口ぶりは、どこか玄人っぽくもある。

本業のコースでは成長著しい19歳。ボギーなしの5バーディ「67」で通算10アンダーの二桁に乗せた3日目のプレーにオフの進化が垣間見える。昨季はルーキーとしてポイントランク29位に入る奮闘だったが、今季を前に「課題は山ほどある。全部を極めたいけど、(すぐには)ちょっと難しい。まずアプローチとグリーン周りを重点的にやってきました」とどん欲に取り組んできた。

この日、わずか1回だけというアプローチは前半8番。大きく打ち上げるセカンドを手前に外し、初春らしい芝が薄いライが厄介なシチュエーションだった。「(ショートしないように)手前だけは消して、しっかりパーパットを打とう」。54度のウェッジを使った寄せは少し強めに入ったものの、ピンにも当たってパーセーブ。「ちゃんと拾えたのは良かった。ノーボギーで上がれたことが一番大きい」とうなずく。

昨年のうちに優勝した同期からも大いに刺激を受けて臨む新たな一年。「追う立場なので、 しっかりバーディを獲りながら、ボギーを打たないようなゴルフも必要。“攻守”をはっきりさせて、獲れるところを獲って、守るところを守っていければ、今日以上のスコアが出るかもしれないし、もっといいゴルフができるかもしれない」。首位と6打差から、シーズン早々に訪れたチャンスをつかみにいく。(高知県香南市/亀山泰宏)

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2023年 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント



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