1打差4位に浮上

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 2日目（10日）◇土佐CC（高知）◇6228yd（パー72）

2日間とも「68」をそろえ、首位と1打差の通算8アンダー4位に浮上した勝みなみの言葉は力強い。大会特別協賛の明治安田生命と所属契約を結ぶホステスプロとして、絶好の位置で迎える決勝ラウンド。ツアー8勝の24歳は「（ホステスVへ）その気しかないというか、結果が一番の恩返しだと思うので」と気合がみなぎった。

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目標を明確に見据えながら、「バーディを重ねて波に乗って、徐々に上げていくのが自分のスタイル。一打に集中していきたい」と自らに言い聞かせた。入れ込み過ぎないメンタルコントロールは、積み上げてきた結果が土台にある。

力強いショットで連日の「68」

「優勝を何回か重ねていくと、気持ちの余裕というか、こういう風に回っていけば波に乗っていける、自分のリズムで行けると分かってきつつある。女子オープンを2連覇しているという、その自信もたぶんあるんだと思う」。昨季より自らの状態に手応えも感じているから、腰を据えて72ホールの戦いに臨むことができる。

この日も後半11番で唯一のボギーを喫したが、そこから3バーディを奪い返した。昨季第4ラウンドの平均スコア「68.5962」はツアー1位。混戦模様の中、週末の爆発力がライバルたちの大きな脅威となることは間違いない。（高知県香南市／亀山泰宏）