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“曲がって飛ばない”ショットが一変 吉本ひかるは「感覚派」を脱却

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 2日目(10日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

QTから返り咲きを目指す立場は変わらない。それでも、シーズン開幕を迎える吉本ひかるの心持ちは一年前と全く違ったという。「去年より自信を持って臨めました」。初戦を18位で終えると、この日はボギーなしの6バーディで第2ラウンドのベストタイ「66」をマーク。通算9アンダーで首位に並んで大会を折り返した。

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心の充実は「技」と「体」が整ってきたからこそ。飛距離で戦うタイプではない吉本だが、昨季まで「曲がって飛ばない」ティショットに苦しめられていた。オフのテーマは明確だった。ジャンプスクワットなど「軸づくり」に主眼を置いてトレーニングを重ね、捻転の動きを体に覚え込ませてスイングを固めてきた。

2019年に賞金ランキング28位と躍進した時を振り返っても、「感覚でやっていましたし、手打ちで、体の動きとかも考えてやってこなかった」。そんな“感覚派”が、飛距離を取り戻し、曲がりを減らす過程で地道にスイングと向き合ってきたことに意味がある。「『どう動いたからこういう球が出る』と分かってきた。その場で修正もできるようになってきたから、(一年前に比べて)ティショットの不安がなくなった」とうなずく。

2日目は未消化だった第1ラウンドの残り3ホールで2バーディ。第2ラウンドも前半からチャンスを作り続け、後半でいずれも2m以内に絡めて4バーディと加速した。「あと2日あるので、自信を持ってプレーできるように」。控えめな意気込みとは裏腹に、確かな手応えがにじんだ。(高知県香南市/亀山泰宏)

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2023年 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント



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