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タイ→シンガポール→高知3連戦も「ノーマル」 古江彩佳がたくましく日本へ

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 事前(8日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

古江彩佳は3日前までシンガポールにいた。米ツアー「HSBC女子世界選手権」の72ホール目、土砂降りの中をバーディで締めくくって3位フィニッシュ。その日の夜には関西国際空港へ向かう便に飛び乗り、いったん神戸市内の自宅で荷物を入れ替えてから6日(月)の夜には高知入りしたという。

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もともと米ツアーではアジアシリーズ3連戦が組まれていたが、コロナ禍で中国での3試合目が中止になった。「(試合に出る)予定としてあった週なので」。自宅から比較的近い四国での日本ツアーとあって、帰国してスポット参戦する決断は早かった。

タイ→シンガポール→高知という3連戦も「ノーマルです」と笑い飛ばせるのは、昨年飛び込んだ米ツアーでの経験が大きい。国内移動でも時差と闘うケースがあり、荷物が予定通り届かず練習ラウンドを断念したことも。何もかもが日本と勝手が違う環境で、タフに戦い抜いた。「米国でも5、6時間の飛行機移動はあるし、4日間大会も多い。日本でやっているより、きついスケジュールではあります」と実感を込めて話す。

右も左も分からないルーキーだった昨季、シーズン最初のトップ10入りは決勝に進出した5月「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」だった。2023年は3試合目で3位と早々に結果が出ただけに「去年(7月に)優勝するまでは“しんどいな”という感覚があった。早めにトップ10に入ることで、(少しずつ)残りの試合を焦らないでできる」。地に足をつけて、目下の課題とするパッティングと向き合っていく。(高知県香南市/亀山泰宏)

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2023年 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント



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