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古江彩佳は米ツアー2年目へ「今年の自分に勝てるように」

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のセミナーが13日に都内で行われ、これまで2回目の受講を見送っていた、米ツアーを主戦場とする古江彩佳が出席した。この日のマナー講習では「言葉遣いや姿勢がまだまだだったなと実感した。お辞儀は指先まで手を合わせたり…」とコース外での振る舞いも勉強になった。

11月の国内最終戦「リコーカップ」に出場した後は、契約スポンサーの“仕事”をこなしながら、かつてのナショナルチームの一員として日本ゴルフ協会(JGA)の合宿にも参加。「きのう(12日)まで宮崎に。JGAさんに呼んでいただいて、正味1.5日ぐらいしか参加できなかったけど充実していた」

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ヘッドコーチを務めるガレス・ジョーンズ氏からスイングのアドバイスを受け、「パターではフォロースルーが伸びていたのでそれを変えた」と説明した。フォローで上がりがちだった手の動きを修正し、ショットのスイングについては「昔と比べて、足のバランスが右、左に使いがちだった」と見直したという。

米ツアーでの1年目を終え、「学ぶことが多かった。ゴルフ面でも、人間性でも。向こう(米国)では、はっきり自分を出していかないといけなかった」と振り返った。2023年を「来年も“自分らしく”がメインだけど、今年(2022年)の自分に勝てるように、まずは1勝。あとはトップ10に入る回数を増やせれば」と展望した。

年明け1月には新シーズンの開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」がフロリダ州で行われる。東京と拠点の神戸との行き来を繰り返す多忙なオフシーズン。合宿で得た知識を生かし、体力づくりに力を注いで米ツアー2年目へ備える。(編集部・石井操)

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