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三浦桃香がティーチングプロに 出場資格を得たQTには「出ますとは言えない」

昨年4月にツアーから撤退を表明した三浦桃香がティーチングプロ会員の資格を取得し、12日に都内で行われた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の入会式に出席した。実技や試験などで約3年を要して手にした資格に「ちょっとほっとしています」と安どの表情。「個人スポーツだと思ってやっていたけど、ティーチングでは班で活動したりと、よりゴルフが好きになりました」と話した。

三浦は1999年2月生まれで、畑岡奈紗渋野日向子勝みなみらと同じ「黄金世代」のひとり。2019年に3度目の最終プロテストを受験するも原因不明の発疹を理由に棄権。その後、紫外線をはじめとしたアレルギーによる体調不良改善のためにツアーから撤退していた。

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協会会員になったことで、プロテストを通過しなくてもトーナメントに出るための予選会(QT)に出場することができる。「来年からは資格があると言われるけど、まだ体調次第で、“出ます”とは言えない。若い子は強いし、出られたとして活躍できるかも分からない。ただ、ティーチングを取得していろんな視点からゴルフを見ることができ、レベルアップはしているはず。タイミングが合ったら挑戦できたらな、とは思います」

この日は、その年の世相を表す漢字一字が「戦」と発表された。今年の漢字を問われた三浦は「支」と回答。「ティーチングの資格って正直(言って)、とても費用がかかるし、時間もかかる。自分ひとりじゃできなかった。仕事もだけど、スポンサーさんや周りの方がいたからセーブしながら自分と向き合えたし、金銭面も支えられた。これからは恩返しができるように、という意味を込めて」と説明した。

今後の活動については「ゴルフ人口が増えてきている中で、(自分の)YouTubeやレッスンを受けたら上手くなったと言われるとうれしい。そういう風に周りに貢献できたら」と話した。紫外線アレルギーも「毎日、ゴルフをするようでなければ(症状が)ひどくなるわけじゃない」と言い、「スポットで(外で)仕事をしつつ、(室)中でお仕事…と自分に合った仕事ができれば」と青写真を描いた。(編集部・石井操)

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