神谷そらら20人が合格 吉田鈴、高木優奈は涙/女子最終プロテスト
“誓いの言葉”は「プロテストより緊張」 神谷そららプロテスト合格者20人が入会
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は12日、今年11月のプロテストに合格した95期生の入会式を行った。新たに20人の選手がツアーメンバーとなり、小林浩美会長から認定証を受け取った。
トップ合格を果たして“誓いの言葉”の大役を務めた神谷そらは、メモを見ずに考えてきた言葉で来季への活躍を宣誓。「プロテストより緊張した」と話した。「(2週前の)QTでもプロにになった実感はなかったけど、認定証をもらって(プロに)なれたのかな」と達成感をにじませた。
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来季の出場優先順位を決める予選会(QT)は7位で終え、前半戦の出場権を確保した。同じ2003年生まれには、川崎春花や尾関彩美悠らレギュラーツアーで優勝している選手もおり、「追いつきたい。優勝争いできる回数を増やして、優勝できたら。私の武器は飛距離。攻めのゴルフを見てもらえたら」と目を輝かせた。
同じく認定証を受け取ってプロゴルファーとしての自覚を見せたのはQT4位で終えた荒川怜郁(あらかわ・れいか)。「受かったということが形になって実感がわいた。自分もしっかり頑張りたい」と話した。
沖縄出身とあって、地元でプロ初戦を迎える。「お世話になった人たちの前でプレーができる。シード権獲得、優勝できるようにしたい」と目標を掲げた。「無茶なマネジメントをするタイプじゃないけど、厳しいピン位置でも攻めて自分でもワクワクするような、見ている人が“面白い”と思ってくれるように頑張りたい」と力を込めた。
<2022年プロテスト合格者、95期生>
荒川怜郁、池ヶ谷瑠菜、ウー・チャイェン、大須賀望、奥山純菜、神谷そら、小暮千広、小林光希、P.サイパン、ジョン・ジユ、高野あかり、高橋しずく、千葉華、鶴瀬華月、仲村果乃、パク・ジヘ、平岡瑠依、藤井美羽、皆吉愛寿香、森彩乃