若林舞衣子がトップ通過 木下彩2位 新垣比菜は14位/女子ファイナルQT最終日
QT52位で終戦 藤田光里「全力でプレーできた4日間」
◇国内女子◇QTファイナルステージ 最終日(2日)◇JFE瀬戸内海GC(岡山)◇6442yd(パー72)
藤田光里は来季のレギュラーツアー前半戦の出場権のかかった予選会(QT)ファイナルステージを通算2オーバー52位で終えた。
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最終日は2アンダー「70」と、同じ「70」だった2日目に続くアンダーパーをマーク。「自分で(スコアを)崩して下の方に行かないように、我慢でもいいから伸ばすことよりは耐えることを頑張ろうと思った」と振り返った。
雨、風、そして寒さと、タフなコンディションとなった今年のQT。「コンディションのいい(天気の)日に崩してしまってもったいなかった」と初日と3日目にたたいた「75」を悔やんだ。前半戦の出場権付与の目安となる30位以内に入ることはできなかったが、それでも「一打一打自分の中では全力でプレーできたので、いい4日間だった」と胸を張った。
春先の左足肉離れのケガで始まった今季。レギュラーツアーは8試合に出場していずれも予選落ちに終わったが、主戦場とした下部ステップアップツアーでは、9月「Sky レディースABC杯」で5位、10月「宍戸ヒルズレディース森ビルカップ」で9位とトップ10入り。11月のツアー最終戦「山口周南レディースカップ」では国内女子ツアー最多の8ホールに及ぶプレーオフで惜しくも敗れたものの後半戦にかけて結果を残した。
「(QT)ファイナルに来るのは厳しいかなと思ってしまった時期もあったけど、こうやってここでゴルフができているのは夏以降のトレーニングや練習のお陰なのかな」と今年一年を総括した。
これで今季は一段落。来季に向けて「どうなるか分からないですけど、自分のいる位置でベストを尽くして、またレギュラーツアーに戻れるように頑張りたい」と力強く話した。(岡山県笠岡市/内山孝志朗)