若林舞衣子が首位堅守 2打差2位に石川明日香と仲宗根澄香/女子ファイナルQT
プロテストは一発合格 タイ出身の24歳が日本ツアー参戦を決めたワケ
◇国内女子◇QTファイナルステージ 3日目(1日)◇JFE瀬戸内海GC(岡山)◇6442yd(パー72)
タイ出身のパナラット・タナポルブーンヤラスが、日本のレギュラーツアー出場権獲得を目指して予選会(QT)のファイナルステージで奮闘している。
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2015年にプロ転向。ルーキーイヤーの2016年にはメンバー内の最年少プレーヤーとして米ツアーに参戦し、その後も米国を主戦場としてキャリアを順調に積み重ねてきたが、参戦7季目となった今季は出場5戦で予選落ちが4回と苦しんでいた。
そこで参戦を志したのは日本ツアー。理由は「タイに居る家族にも近くなるし、何より日本が大好きだから」と笑みをこぼす。「いろいろな場所へ旅行するのも楽しい。渋谷にも行きました」。日本での生活を満喫中。24歳の好きな日本食は「とんかつ」だという。
今年11月のプロテストに一発合格を果たして、まずは第一関門を突破した。「名前が長いのでニックネームにしました」と、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)には登録名を「P.サイパン」で届け出た。
母国と比べて「寒すぎます」と苦笑いを浮かべたこの日は「74」とスコアを落としながらも、通算2アンダーの25位で、前半戦の出場権が与えられる目安となる30位以内にしっかりと食い込んでいる。
日本での目標は「レギュラーツアーに出て優勝したい」。そのためにも、まずは来季の“職場”をしっかりと確保する。(岡山県笠岡市/内山孝志朗)
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