馬場咲希 プロフィール
馬場咲希が東京スポーツ奨励賞受賞 小池百合子都知事からパリのメダルを期待
8月の「全米女子アマチュア選手権」で日本人として37年ぶりに優勝した馬場咲希(代々木高2年)が28日、都庁で東京スポーツ奨励賞を受賞した。小池百合子知事から賞状と記念のクリスタルトロフィーを贈呈、2024年「パリ五輪」での活躍を期待された。
馬場は2週前に「大王製紙エリエールレディス」で今季国内ツアー5回目のローアマ賞を手にしてオフに入ったばかり。この日は、世界的なスポーツ大会で優秀な成績を収めた都内在住、在学のユース選手としての功績をたたえられ、「すごくうれしいです」と笑った。
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贈呈式で都知事は「咲希さん、素晴らしかったです。私もゴルフが大好きなので、全米アマでいきなり優勝とはすごすぎる。堂々としていて、プレーも華麗。多くの人に感動を与えてくれた」と称賛。「パリ大会(五輪)もあと2年弱。勇姿を見せてメダルを獲得してほしい。まだ17歳? うわあ。本当に素晴らしい。今後も頑張ってください」と激励された。
馬場は東京都日野市出身。5歳のときに父・哲也さんから授かったおもちゃのクラブでゴルフを始めたことを知事に明かし、頭に描く将来像について「いつでもゴルフを楽しめる選手になりたい」と答えた。また、「ゴルフ以外でやりたいことは?」とたずねられ、「遊園地がすごく好きなので、遊園地に行きたい」と女子高校生らしい一面も見せた。
メディアから地元のおすすめスポットを聞かれると、悩みながら「恥ずかしいんですけど…。日野駅のサイゼリヤ。あと、マック(マクドナルド)」と返し、場内は笑顔に。激動の一年を振り返り、「今年の初めの目標はプロの試合に出ることで、それが達成できてよかった。最初に想像していたよりも何倍も良い経験ができた。100点以上あげたい」と胸を張った。(編集部・桂川洋一)
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