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西村優菜は米予選会につながる“チャレンジ”を実践

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 2日目(25日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6487yd(パー72)

来季の米ツアー出場をかけた予選会を目前にして、西村優菜は実りあるラウンドをした。米国への挑戦はプロ転向する前から思い描く道。「楽しみが大きい」とワクワク感にあふれている。

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予選会を翌週に控えても、今大会に迷わずに参戦を決めたのは、「日本には高麗芝のコースもあまりないし、そういう(普段と)違うシチュエーションでやるのもいいことかな」と思ったのが理由の一つでもある。前週「大王製紙エリエールレディス」ではショットに満足がいかず、「どう修正できるか」と、「練習日にどれだけ準備をして試合に臨めるか」をテーマに臨んでいる。

「自分的に14番のティショットが打ちづらいなと練習日の時に思って。ドローで打って左ラフに行ったこともあって、ちょっとスライス気味に打ちたいなというのがあった」と話す。「普段とは違うことをしているけど、それもうまくいっている。今回は“チャレンジ”」

「練習ラウンドでどれだけ感じて、試合でできるかが大事。そのサイクルが自分の中で染みついてアメリカでもできたらいいかな」。予選会では2会場、計144ホールの戦いが待ち受ける。不慣れな場所での勝負は、いかに短時間で攻略ポイントを見極められるかも重要になる

大会終了翌日には渡米する。「(米国へ)心の準備はできているけど、今大会のことでいっぱい、いっぱい」。まずは今季3勝目、メジャー2勝目に向けてまい進する。2日目はボギーなしの4バーディ「68」で回って通算5アンダー8位。「ノーボギーで終えられて上出来」と笑顔を見せた。さらなる猛攻を仕掛けに行く。(宮崎市/石井操)

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