馬場咲希は初日をイーブンパーでプレーした

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日（20日）◇マスターズGC（兵庫）◇6585yd（パー72）

初めてプロトーナメント2連戦となるアマチュアの馬場咲希(代々木高2年)が悔しさをにじませた。前週のショットの不安は解消されつつあるも、グリーン上で思うようにパットが決まらず、「ちょっと集中力が落ちてきちゃって…」と終盤のボギーを残念がった。

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インから出て前半はパーを並べた。後半2つスコアを伸ばし、流れを悪くしたのは6番で1m強のバーディパットを外してから。7番(パー3)はグリーン右手前のバンカーからワンピンに寄せながら、これを外してボギー。8番(パー5)はフォローからアゲンストに変わった風を読み切れず、3打目は98ydを残した。アプローチショットが「集中しきれず」にショートして段の下からグリーンの外へ転がり落ちて4オン2パットとした。

ショットは及第点をつけられる内容だった

フェアウェイキープ率は11/14 (78.5%)、パーオン率は13/18(72.2%)でショットは及第点も、31パットを要したグリーン上については反省の言葉が口をつく。「パットの悪さがすごく目立ってしまった。同組の小祝(さくら)さんも、原(英莉花)さんもパットをすごく入れていて、私だけが入らなかった。パットが入っていれば…」

初日を2バーディ、2ボギーの「72」で終えてイーブンパー54位。「感覚的には、正直（言って）悪くはない。きょうみたいにボギーをなるべく打たずに耐えながらバーディを獲れるところで獲りたい」。目標のアンダーパープレーを目指して巻き返しを図る。(兵庫県三木市／石井操)