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自らを鼓舞して2位発進 古江彩佳は“ノーボギー”の本領発揮に及第点

◇国内女子◇富士通レディース 初日(14日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6689yd(パー72)

お気に入りのピンク色のウェアを身に着けて出た古江彩佳は6バーディ、ボギーなしの「66」で回り、6アンダー2位で滑り出した。ホステスプロとしての期待も背負いながら、しっかりと上位に入ってみせた初日。「気合十分でできたかな」と笑みがこぼれた。

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初出場した2019年にアマチュア優勝を遂げ、2020年は2位、昨年は勝みなみとのプレーオフを制して大会2勝目を挙げた。好成績を残し、連覇をかけた大会で重圧をはねのけるため「所属でもあるし、自分の背中を押すように、じゃないけど『自分、頑張れー』と思いながらやっていました」と鼓舞していたという。

出だし1番(パー5)から109ydを50度でピンそば1mに、2番は138ydを8Iで50㎝につけて連続バーディでスタート。その後は1パットのパーが続くなど危うい場面もあったが、スコアを落とすことなくプレーした。「自分のゴルフをするうえで、ノーボギーはリズムを崩さずにできるので大事だなと思っています」。ボギーをたたかないゴルフを心掛ける古江の本領発揮となった。

「このコースは例年ビッグスコアで争っているので、上位争いするなら(今日は)4つは伸ばしたいという気持ちはありました」。後半にバーディを3つ奪い、「風もあったりしたなかでボギーなしで、6アンダー。(自己評価は)いい方かな」と及第点をつけた。「あしたもしっかりアンダーで回るのと、ノーボギーで回れるようにプレーできたら」と目標を据えた。(千葉市緑区/石井操)

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