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ギャラリーには“応援団”も…馬場咲希の凱旋初日は「76」

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日(16日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72)

時折秋らしい涼しい風がコースを吹き抜ける快晴の大会初日。8月の「全米女子アマ」を制した馬場咲希(代々木高2年)は1バーディ、5ボギー「76」でプレーし、4オーバーで第1ラウンドを終えた。

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原英莉花岩井千怜との注目のペアリング。日本勢として37年ぶりに「全米女子アマ」を制した高校生を一目見ようと詰めかけた4514人のギャラリーの中には、ネーム入りタオルも掲げる“応援団”の姿もあった。多くの注目が集まる中、朝の7時50分にスタートした馬場は、1番のティショットでいきなり大きく右に曲げ、ボールはOBライン近くのラフへ。2打目でグリーンをとらえられず、3オン2パットのボギー発進とした。

7番でも1mのパーパットを外すなど、前半はノーバーディ、2ボギーの「38」。ハーフターン直後の10番も3パットのボギーをたたいてなかなか勢いに乗れず。15番(パー5/477yd)で持ち前の飛距離を生かして2オン、「最終日の最終ホールくらいうれしかった」とこの日唯一のバーディを奪ってガッツポーズを見せたが、最終18番でティショットを池に入れてしまいボギーフィニッシュと、一日を通して苦しいラウンドだった。

「自分的には試合前にちゃんと調整した結果がこれだったので、ここが悪い、という調子ではなかった。フェアウェイキープがなかなかできなくて、ラフからもあまり良くないショットが続いて、パターも外してしまった。自分的にはあまりうまくいかないラウンドだった」と振り返った。

「初めてこんなに多くのギャラリーの方に観ていただいた。スコア的には悔しいけど、ゴルフをしているときは楽しかった」。注目度の高さをプレッシャーではなく楽しさに変える“大器”ぶりはこの日も健在だったが、いいプレーをゴルフファンに見せることができずに「悔しいです」と肩を落とした。

予選通過をかけたラウンドとなる2日目は台風が接近している影響で強風が予報されているが、「きょうの悪いラウンドから切り替えて、あしたは自分の中で迷わずにラウンドしたい」と前を向く。「全部を重点的にやりたい」と、休憩後には練習場に足を運んだ。(愛知県美浜町/内山孝志朗)

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