日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯<スコア>
2022年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/08〜09/11 場所:城陽CC(京都)
「変な感じ」の4連続バーディ 奥山友梨はレギュラー初参戦
◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 初日(8日)◇城陽CC(京都)◇6555yd(パー72)
「レギュラーツアー初参戦でしたが、4連続バーディで全然落ち着かなくて。変な感じでドキドキした」-。奥山友梨が7バーディ、2ボギーの「67」でプレー。予選会を経て切符を手にした21歳が5アンダー4位発進を決めた。
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出だし1番(パー5)から快調にスコアを伸ばした。135ydから8Iで3mにつけてバーディ。続く2番でも5mを決め、3番は手前カラーから52度でチップインバーディを沈めた。4番(パー3)も6mを決めての4連続に「フワフワして大丈夫かなって」。メジャーでの大舞台だがパーオン率83%(15/18)、パット数28と安定した。
昨年6月のプロテストに2度目の挑戦で合格したルーキー。現在の拠点は兵庫県に置くが、生涯獲得賞金1位の不動裕理も輩出した熊本県出身だ。
今大会にも出場する同じ“ユウリ”の不動について、「神様レベルの方。同じ熊本とよく言われますけど、プレーを全然見たことない。一緒の舞台でプレーしているのは変な感じ」と尊敬の眼差しを見せた。
得意クラブはロングアイアンでドライバーの飛距離は230~250ydを誇る。兵庫県では一人暮らしで、「実家では本当に何もしてなかった。親のありがたみがわかった。送迎もしてくれたり、練習で長い時間を待たせたり」。自炊にも挑戦し、得意料理は麻婆豆腐。趣味はお菓子作りだ。
2打差の好位置で初日を終えた。「私にしてはだいぶロケットスタートなので、あしたから心配ですが頑張ります。トップ10には入りたい」。夢でもある世界で活躍するプロゴルファーになるべく結果にこだわる。(京都府城陽市/玉木充)