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プロ100戦目の稲見萌寧 タイトル防衛へティショットが鍵

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 3日目(27日)◇小樽CC (北海道)◇6655yd(パー72)

首位と5打差の7位から出たディフェンディング王者の稲見萌寧が5バーディ1ボギーの「68」をマーク、通算7アンダーとスコアを伸ばして、首位との差を2打差に縮めて2位で最終日に臨む。

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前半で2つ伸ばすと、15番でバーディを奪い、17番パー3でも171ydから5Iで左8mにつけてバーディを奪った。パーオン率は72%(13/18)、パット数は27を記録し、「パッティングがすごく良かった。全体的にいい感じに回れた」と振り返った。

2018年「NEC軽井沢72」でプロとしてツアーデビュー。今大会で節目の100試合となる。「記念っぽい感じなのでいい成績で上がりたいが、短いとか長いは想像がつかない。年下の選手がどんどん増えてくるので、私もツアーにいる期間が長いのかな」と笑顔を見せた。

今季は20歳の西郷真央が5勝、21歳の山下美夢有が2勝を挙げるなど、23歳の稲見よりも若い選手の活躍が目立つ。昨季の賞金女王はメルセデスランキングで2人を追いかける立場だ。

「ピンポジによってどこを狙うかは変わるが、ティショットをフェアウェイのいい場所において、そこからしっかりと狙っていけるように。ティショットがフェアウェイに行ってくれるように。そこがキーポイント」

100試合目をタイトル防衛となるツアー12勝目で飾るべく残り18ホールへ、気持ちを高めた。(北海道小樽市/玉木充)

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