1打差2位で終えた

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(14日)◇軽井沢72G北コース (長野)◇6679yd（パー72）

2年ぶりの最終日最終組も吉本ひかるは1打差の通算12アンダー2位で終えた。1番のファーストショットは緊張もあったが、それ以降は「リラックスして優勝争いを楽しんで出来ていた」。昨季は予選落ちが続くなど成績不振に陥っていたが、復調の兆しを見せた。

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前半は2番(パー5)で110ydの3打目をPWでピン左奥5mに寄せてバーディを先行。5番ではピンそば2mを入れてスコアを伸ばした。6番では2打目でバンカーに入れてボギーにしたが、8番(パー3)で獲り返して単独首位で後半に折り返した。

ツアー初優勝に期待がかかる

勝負どころのバックナインはショットの距離感がかみ合わず、バーディチャンスをなかなか作れなかった。時にはしびれる距離のパットも決めてパーを拾い続けて3バーディ、1ボギーの「70」でホールアウト。「やり切ったので悔いはない」と振り返った。

「去年に比べたらここまで来られると思っていなかった。自信にもなりましたし、残りの試合でも優勝争いや優勝出来るようにがんばりたい」。23歳にとって、初優勝へ確かな手応えをつかんだ一戦となった。